4K編集に最適な DaVinci Resolve 映像編集PC スペックは?

目次

DaVinci Resolveで4K編集するなら何が必要か

DaVinci Resolveで4K編集するなら何が必要か

映像編集PCに求められる性能とは何か

DaVinci Resolveで4K映像を快適に編集するには、グラフィックボードの性能が最も重要になります。

カラーグレーディングやエフェクト処理、そしてリアルタイムプレビューを滑らかに動作させるためには、GPU性能こそが一番の肝。

CPUやメモリも大切ですが、DaVinci ResolveはGPUアクセラレーションを前提に設計されているため、グラフィックボードの選択を間違えると作業効率が大きく低下してしまいますよね。

私自身、数多くの映像編集環境を検証してきましたが、DaVinci Resolveほどグラフィックボード性能に依存するソフトウェアは珍しいと感じています。

Adobe Premiere ProがCPUとGPUのバランス型だとすれば、DaVinci ResolveはGPU特化型。

この違いを理解せずにPCを選ぶと、せっかく高額な投資をしても満足のいく編集環境が手に入らないという結果になりかねません。

4K編集における具体的な要求スペック

4K映像編集を快適に行うには、最低でもVRAM 12GB以上のグラフィックボードが必須です。

これはカラーグレーディングパネルを開いたり、複数のノードを使用したりする際に、VRAM不足がボトルネックになるケースが非常に多いことが分かっています。

8GBのVRAMでも編集自体は可能ですが、プロジェクトが複雑になるとプレビューがカクついたり、レンダリング時間が大幅に延びたりするかもしれません。

メモリについては32GBが実用的な最低ラインで、本格的な4K編集なら64GBを推奨します。

DaVinci Resolveはキャッシュ生成時に大量のメモリを消費するため、16GBでは明らかに不足。

バックグラウンドでブラウザやその他のアプリケーションを起動しながら作業する場合、32GBでもギリギリという状況になることがあります。

ストレージに関しては、プロジェクトファイルとキャッシュ用に高速なSSDが不可欠。

4K素材は1分あたり数GBのデータ量になるため、読み込み速度が遅いとタイムライン上でのスクラブ操作が重くなってしまいますよね。

グラフィックボードの選び方

グラフィックボードの選び方

GeForce RTX 50シリーズから選ぶべきモデル

DaVinci Resolveの4K編集において、GeForce RTX 50シリーズは非常に優れた選択肢になります。

特にRTX5070TiとRTX5070は、VRAM容量と価格のバランスが取れており、多くのクリエイターにとって最適解といえるでしょう。

RTX5070TiはVRAM 16GBを搭載しており、複雑なカラーグレーディングや多層エフェクトを使用する場合でも余裕を持って対応できます。

RTX5060TiはVRAM 12GBで、コストを抑えつつも4K編集に必要な最低限のスペックを満たしています。

ただし、プロジェクトの規模が大きくなったり、8Kダウンコンバート素材を扱ったりする場合には、やや力不足を感じる場面も出てくるかもしれません。

それでも「趣味で4K編集を始めたい」という方には充分な性能です。

最上位のRTX5090は圧倒的な性能を誇りますが、価格も相応に高額。

プロフェッショナルな映像制作を生業とする方や、8K編集も視野に入れている方でなければ、オーバースペックになる可能性が高いでしょう。

RTX5080も同様に高性能ですが、費用対効果を考えるとRTX5070Tiの方が賢明な選択といえます。

最新グラフィックボード(VGA)性能一覧


GPU型番 VRAM 3DMarkスコア
TimeSpy
3DMarkスコア
FireStrike
TGP 公式
URL
価格com
URL
GeForce RTX 5090 32GB 48553 102168 575W 公式 価格
GeForce RTX 5080 16GB 32060 78251 360W 公式 価格
Radeon RX 9070 XT 16GB 30067 66913 304W 公式 価格
Radeon RX 7900 XTX 24GB 29990 73593 355W 公式 価格
GeForce RTX 5070 Ti 16GB 27086 69087 300W 公式 価格
Radeon RX 9070 16GB 26431 60377 220W 公式 価格
GeForce RTX 5070 12GB 21887 56930 250W 公式 価格
Radeon RX 7800 XT 16GB 19863 50598 263W 公式 価格
Radeon RX 9060 XT 16GB 16GB 16514 39462 145W 公式 価格
GeForce RTX 5060 Ti 16GB 16GB 15949 38287 180W 公式 価格
GeForce RTX 5060 Ti 8GB 8GB 15811 38064 180W 公式 価格
Arc B580 12GB 14597 35000 190W 公式 価格
Arc B570 10GB 13704 30930 150W 公式 価格
GeForce RTX 5060 8GB 13165 32435 145W 公式 価格
Radeon RX 7600 8GB 10791 31815 165W 公式 価格
GeForce RTX 4060 8GB 10621 28651 115W 公式 価格

Radeon RX 90シリーズという選択肢

AMD Radeon RX 90シリーズも、DaVinci Resolveとの相性は良好です。

特にRX 9070XTは、GeForce RTX5070Tiに匹敵するほどの性能を持ちながら、価格面で優位性があるケースも。

DaVinci ResolveはOpenCLにも対応しているため、Radeonでも問題なく動作しますし、FSR 4による機械学習ベースのアップスケーリング技術は、プレビュー時のパフォーマンス向上に寄与します。

ただし、DaVinci ResolveのStudio版(有料版)では、NVIDIAのCUDAコアを活用した最適化が施されているため、GeForceの方がわずかに有利な場面もあることは事実。

とはいえ、その差は体感できるほど大きくはなく、予算やメーカーの好みで選んで問題ありません。

RX 9060XTは、エントリーレベルの4K編集には対応できますが、本格的な作業を考えるとRX 9070以上を選んだ方がいいでしょう。

VRAMの容量と帯域幅が、長時間の編集作業における快適性を大きく左右するからです。

グラフィックボード選択の結論

4K編集を本格的に行うなら、GeForce RTX5070TiまたはRadeon RX 9070XTを選ぶのが最も合理的です。

コストパフォーマンスと性能のバランスが優れており、今後数年間は快適に使い続けられる性能を持っています。

予算に余裕があればRTX5080やRTX5090も視野に入りますが、多くのクリエイターにとってはRTX5070Tiで充分な性能が得られるはず。

グラフィックボード VRAM容量 4K編集適性 コスパ 推奨用途
GeForce RTX5090 32GB 最高 8K編集・プロ用途
GeForce RTX5080 16GB 最高 高度な4K編集
GeForce RTX5070Ti 16GB 本格的な4K編集
GeForce RTX5070 12GB 標準的な4K編集
GeForce RTX5060Ti 12GB エントリー4K編集
Radeon RX 9070XT 16GB 本格的な4K編集
Radeon RX 9070 12GB 標準的な4K編集
Radeon RX 9060XT 8GB エントリー4K編集

パソコン おすすめモデル5選

パソコンショップSEVEN ZEFT Z59G

パソコンショップSEVEN ZEFT Z59G
【ZEFT Z59G スペック】
CPUIntel Core Ultra5 245KF 14コア/14スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060 (VRAM:8GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースCorsair FRAME 4000D RS ARGB Black
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z59G

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55GE

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55GE
【ZEFT Z55GE スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265F 20コア/20スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.40GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ブラック
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55GE

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56BL

パソコンショップSEVEN ZEFT Z56BL
【ZEFT Z56BL スペック】
CPUIntel Core Ultra5 235 14コア/14スレッド 5.00GHz(ブースト)/3.40GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S100 TG
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56BL

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55GD

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55GD
【ZEFT Z55GD スペック】
CPUIntel Core Ultra5 245KF 14コア/14スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ブラック
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55GD

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55AW

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55AW
【ZEFT Z55AW スペック】
CPUIntel Core Ultra9 285 24コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/2.50GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060Ti (VRAM:8GB)
メモリ64GB DDR5 (32GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースCoolerMaster COSMOS C700M
CPUクーラー空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION
マザーボードintel Z890 チップセット ASRock製 Z890 Steel Legend WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55AW

CPUの選び方

CPUの選び方

IntelとAMDどちらを選ぶべきか

DaVinci ResolveにおけるCPUの役割は、主にエンコード処理とノード計算、そしてマルチトラックのオーディオ処理になります。

グラフィックボードほど決定的な差は出ませんが、レンダリング時間やエクスポート速度に直結するため、適切な選択が求められます。

Intel Core Ultra 200シリーズは、最新のLion Coveアーキテクチャにより、シングルスレッド性能とマルチスレッド性能のバランスが向上しています。

特にCore Ultra 7 265Kは、価格と性能のバランスが取れており、4K編集用途には最適。

NPUを統合しているため、将来的にAI機能を活用した編集支援が実装された際にも対応できる拡張性があります。

AMD Ryzen 9000シリーズは、Zen5アーキテクチャの恩恵により、マルチスレッド性能が非常に高いのが特徴。

特にRyzen 7 9800X3Dは、3D V-Cacheによる大容量キャッシュがエンコード処理を高速化し、レンダリング時間の短縮に貢献します。

コア数が多いRyzen 9 9950X3Dは、複数のエフェクトを同時処理する際に真価を発揮するでしょう。

最新CPU性能一覧


型番 コア数 スレッド数 定格クロック 最大クロック Cineスコア
Multi
Cineスコア
Single
公式
URL
価格com
URL
Core Ultra 9 285K 24 24 3.20GHz 5.70GHz 42941 2472 公式 価格
Ryzen 9 9950X 16 32 4.30GHz 5.70GHz 42695 2275 公式 価格
Ryzen 9 9950X3D 16 32 4.30GHz 5.70GHz 41729 2266 公式 価格
Core i9-14900K 24 32 3.20GHz 6.00GHz 41024 2364 公式 価格
Ryzen 9 7950X 16 32 4.50GHz 5.70GHz 38498 2084 公式 価格
Ryzen 9 7950X3D 16 32 4.20GHz 5.70GHz 38422 2055 公式 価格
Core Ultra 7 265K 20 20 3.30GHz 5.50GHz 37191 2362 公式 価格
Core Ultra 7 265KF 20 20 3.30GHz 5.50GHz 37191 2362 公式 価格
Core Ultra 9 285 24 24 2.50GHz 5.60GHz 35566 2203 公式 価格
Core i7-14700K 20 28 3.40GHz 5.60GHz 35426 2241 公式 価格
Core i9-14900 24 32 2.00GHz 5.80GHz 33681 2214 公式 価格
Ryzen 9 9900X 12 24 4.40GHz 5.60GHz 32824 2244 公式 価格
Core i7-14700 20 28 2.10GHz 5.40GHz 32458 2108 公式 価格
Ryzen 9 9900X3D 12 24 4.40GHz 5.50GHz 32347 2199 公式 価格
Ryzen 9 7900X 12 24 4.70GHz 5.60GHz 29185 2046 公式 価格
Core Ultra 7 265 20 20 2.40GHz 5.30GHz 28473 2162 公式 価格
Core Ultra 7 265F 20 20 2.40GHz 5.30GHz 28473 2162 公式 価格
Core Ultra 5 245K 14 14 3.60GHz 5.20GHz 25390 0 公式 価格
Core Ultra 5 245KF 14 14 3.60GHz 5.20GHz 25390 2181 公式 価格
Ryzen 7 9700X 8 16 3.80GHz 5.50GHz 23032 2219 公式 価格
Ryzen 7 9800X3D 8 16 4.70GHz 5.40GHz 23020 2098 公式 価格
Core Ultra 5 235 14 14 3.40GHz 5.00GHz 20806 1864 公式 価格
Ryzen 7 7700 8 16 3.80GHz 5.30GHz 19459 1943 公式 価格
Ryzen 7 7800X3D 8 16 4.50GHz 5.40GHz 17689 1821 公式 価格
Core i5-14400 10 16 2.50GHz 4.70GHz 16008 1783 公式 価格
Ryzen 5 7600X 6 12 4.70GHz 5.30GHz 15252 1987 公式 価格

具体的なCPU選択の指針

4K編集を主目的とするなら、Core Ultra 7 265KまたはRyzen 7 9800X3Dを選べば間違いありません。

どちらも8コア以上を搭載しており、DaVinci Resolveのマルチスレッド処理を効率的に活用できます。

Core Ultra 7 265Kは発熱が抑えられているため、空冷クーラーでも充分に冷却可能で、静音性を重視する方にも向いています。

Ryzen 7 9800X3Dは、特にH.264やH.265のエンコード処理において優れたパフォーマンスを発揮することが分かっています。

YouTubeやSNS向けの動画を頻繁にエクスポートする方には、レンダリング時間の短縮という形で恩恵が実感できるはず。

より高度な編集作業、例えば複数の4Kストリームを同時に扱ったり、リアルタイムで複雑なエフェクトを適用したりする場合は、Core Ultra 9 285KやRyzen 9 9950X3Dといったハイエンドモデルも選択肢に入ります。

ただし、グラフィックボードの性能が充分であれば、CPUをハイエンドにしても体感できる差は限定的。

予算配分としては、グラフィックボードを優先し、CPUはミドルハイクラスに留めるのが賢明です。

Core Ultra 5シリーズやRyzen 5 9600でも4K編集は可能ですが、レンダリング時間が長くなったり、プレビュー生成に時間がかかったりするため、作業効率を考えるとCore Ultra 7以上を選んだ方がいいでしょう。

メモリとストレージの最適解

メモリとストレージの最適解

メモリ容量は妥協しない

DaVinci Resolveで4K編集を行う際、メモリ容量は作業の快適性を大きく左右します。

最低32GB、できれば64GBのDDR5メモリを搭載することを強く推奨します。

16GBでは、カラーグレーディングパネルを開いた瞬間にメモリ不足の警告が表示されることもありますし、キャッシュ生成が遅延してプレビューがスムーズに再生されないという事態に陥ってしまいますよね。

DDR5-5600が現在の主流規格で、Intel Core Ultra 200シリーズもAMD Ryzen 9000シリーズも標準でサポートしています。

メモリメーカーはMicron(Crucial)、GSkill、Samsungあたりが信頼性と性能のバランスに優れており、BTOパソコンを選ぶ際にはこれらのメーカーを選択できるショップを選ぶと安心です。

32GBで始めて、後から64GBに増設するという方法もありますが、最初から64GBにしておけば、複数のプロジェクトを同時に開いたり、After EffectsやPhotoshopと連携したりする際にも余裕が生まれます。

メモリは比較的安価なパーツですから、ここをケチって後悔するのは避けたいところ。


ストレージ構成の考え方

ストレージは、システム用とプロジェクト用、そして素材用に分けて考えるのが理想的です。

システムドライブには高速なPCIe Gen.4 SSDの1TBを配置し、OSとDaVinci Resolve本体、そしてキャッシュファイルを保存します。

Gen.5 SSDは確かに高速ですが、発熱が非常に高く、大型ヒートシンクやアクティブ冷却が必要になるため、コストパフォーマンスを考えるとGen.4で充分。

プロジェクトファイルと編集中の素材用には、2TB以上のSSDを用意しましょう。

4K素材は容量が大きいため、1TBではすぐに満杯になってしまいます。

WD(WESTERN DIGITAL)、Crucial、キオクシアといった信頼性の高いメーカーのSSDを選べば、データ損失のリスクも最小限に抑えられます。

完成した動画や過去のプロジェクトのアーカイブ用には、外付けHDDやNASを活用するのも効果的です。

ただし、編集作業中の素材をHDDに置くのは絶対に避けたいですよね。

読み込み速度が遅すぎて、タイムライン上でのスクラブ操作が実用に耐えないレベルになってしまいます。

用途 推奨容量 推奨規格 優先度
システム・OS・アプリ 1TB PCIe Gen.4 SSD
プロジェクト・編集素材 2TB以上 PCIe Gen.4 SSD 最高
キャッシュ・一時ファイル 500GB以上 PCIe Gen.4 SSD
アーカイブ・バックアップ 4TB以上 外付けHDD・NAS

冷却システムとケースの選択

冷却システムとケースの選択

パソコン おすすめモデル5選

パソコンショップSEVEN ZEFT R60YK

パソコンショップSEVEN ZEFT R60YK
【ZEFT R60YK スペック】
CPUAMD Ryzen5 8500G 6コア/12スレッド 5.00GHz(ブースト)/3.50GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R60YK

パソコンショップSEVEN ZEFT R64N

パソコンショップSEVEN ZEFT R64N
【ZEFT R64N スペック】
CPUAMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースFractal North ホワイト
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R64N

パソコンショップSEVEN ZEFT R66U

パソコンショップSEVEN ZEFT R66U
【ZEFT R66U スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースLianLi A3-mATX-WD Black
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R66U

パソコンショップSEVEN ZEFT R62U

パソコンショップSEVEN ZEFT R62U
【ZEFT R62U スペック】
CPUAMD Ryzen9 9900X3D 12コア/24スレッド 5.50GHz(ブースト)/4.40GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5070 (VRAM:12GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P20C ブラック
CPUクーラー水冷 360mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 360 Core II Black
マザーボードAMD B850 チップセット GIGABYTE製 B850 AORUS ELITE WIFI7
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R62U

パソコンショップSEVEN ZEFT Z45CFP

パソコンショップSEVEN ZEFT Z45CFP
【ZEFT Z45CFP スペック】
CPUIntel Core i9 14900KF 24コア/32スレッド 6.00GHz(ブースト)/3.20GHz(ベース)
グラフィックボードRadeon RX 7900XTX (VRAM:24GB)
メモリ64GB DDR5 (32GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
SSD SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7400Gbps/7000Gbps Crucial製)
ケースCoolerMaster COSMOS C700M
CPUクーラー水冷 360mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 360 Core II Black
マザーボードintel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi
電源ユニット1000W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (アスロック製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (内蔵)
OSMicrosoft Windows 11 Pro
パソコンショップSEVEN ZEFT Z45CFP

CPUクーラーは空冷で充分か

Core Ultra 200シリーズもRyzen 9000シリーズも、前世代と比較して発熱が抑えられており、空冷CPUクーラーでも充分に冷却できるようになっています。

DEEPCOOL、サイズ、Noctuaといったメーカーの高性能空冷クーラーを選べば、静音性と冷却性能を両立できるでしょう。

ただし、長時間のレンダリング作業を頻繁に行う場合や、室温が高い環境で使用する場合は、水冷CPUクーラーも検討する価値があります。

DEEPCOOL、Corsair、NZXTの簡易水冷クーラーは、取り付けも比較的容易で、メンテナンスの手間もほとんどありません。

私自身の経験では、Core Ultra 7 265Kを大型空冷クーラーで冷却した場合、通常の編集作業では60度前後、レンダリング時でも75度程度に収まりました。

これは充分に安全な温度域ですし、ファンの回転数も控えめで静音性も保たれています。

水冷にすればさらに5〜10度程度下げられますが、コストと手間を考えると、空冷で充分というのが本音ではないでしょうか。

ケース選びで見落としがちなポイント

映像編集用PCのケースを選ぶ際、見た目のデザインだけでなく、エアフローと拡張性を重視する必要があります。

グラフィックボードは高性能になるほど発熱も大きくなるため、ケース内の空気の流れが悪いと、GPU温度が上昇してサーマルスロットリングが発生し、性能が低下してしまいますよね。

2面または3面が強化ガラス製のピラーレスケースは、見た目が美しく人気がありますが、エアフローの面ではやや不利。

NZXT、Lian Li、Antecといったメーカーのピラーレスケースは、デザイン性とエアフローのバランスを考慮した設計になっているため、選ぶならこれらのブランドが安心です。

木製パネルを使用したFractal DesignやCorsairのケースは、高級感があり、作業部屋のインテリアとしても映えます。

防音性にも優れているため、静音性を重視する方にはおすすめ。

ただし、木製パネルは通気性が金属パネルより劣るため、ケース内の温度管理には注意が必要です。

スタンダードな側面1面が強化ガラス製のケースは、エアフローに優れており、実用性が高いのが特徴。

DEEPCOOL、COOLER MASTER、Thermaltakeのケースは、価格も手頃で、必要充分な機能を備えています。

映像編集用途では、見た目よりも機能性を優先するのが賢明でしょう。

BTOパソコンと自作PCどちらを選ぶか

BTOパソコンと自作PCどちらを選ぶか

BTOパソコンのメリットとデメリット

BTOパソコンは、パーツ選びからOS設定まで一括で任せられるため、初めて映像編集用PCを購入する方には最適な選択肢です。

保証も充実しており、万が一のトラブル時にもサポートを受けられる安心感があります。

特に、DaVinci Resolve用に最適化された構成を提案しているショップもあり、知識がなくても失敗しにくいのが大きなメリット。

デメリットとしては、自作PCと比較してやや割高になることと、パーツの選択肢が限られることが挙げられます。

特にグラフィックボードやSSDのメーカーを細かく指定できないショップもあるため、こだわりがある方には物足りなく感じるかもしれません。

ただし、最近のBTOショップは、メモリやストレージのメーカーを選択できるオプションを用意しているところも増えています。

Micron(Crucial)、GSkill、WD、キオクシアといった人気メーカーを選べるショップを選べば、品質面での不安も解消されるでしょう。

自作PCという選択肢

自作PCは、すべてのパーツを自分で選べるため、予算配分を最適化できるのが最大の魅力です。

例えば、グラフィックボードとメモリに予算を集中させ、ケースやCPUクーラーは控えめにするといった柔軟な構成が可能。

また、将来的なアップグレードも容易で、グラフィックボードだけを最新モデルに交換するといったことも簡単にできます。

デメリットは、パーツの相性問題やトラブルシューティングを自分で行う必要があることです。

特に初めて自作する方にとっては、BIOSの設定やドライバのインストールなど、ハードルが高く感じられる部分もあるでしょう。

組み立て自体は、最近のパーツは親切設計になっているため、それほど難しくはありませんが、トラブルが発生した際に自力で解決できるかどうかが重要。

私の経験では、映像編集用PCを初めて購入する方にはBTOパソコンを、すでにPCの知識があり、細部までこだわりたい方には自作PCをおすすめしています。

どちらを選んでも、適切なパーツ構成であれば快適な4K編集環境が手に入るはず。

具体的な推奨構成例

具体的な推奨構成例

バランス重視の標準構成

4K編集を快適に行える標準的な構成として、以下のスペックを推奨します。

CPUはCore Ultra 7 265KまたはRyzen 7 9800X3D、グラフィックボードはGeForce RTX5070TiまたはRadeon RX 9070XT、メモリは32GB DDR5-5600、ストレージはシステム用に1TB PCIe Gen.4 SSD、プロジェクト用に2TB PCIe Gen.4 SSDという構成。

この構成であれば、DaVinci Resolveで複数のカラーグレーディングノードを使用したり、複雑なエフェクトを適用したりしても、リアルタイムプレビューが滑らかに動作します。

レンダリング時間も実用的な範囲に収まり、作業効率を大きく損なうことはありません。

CPUクーラーは、静音性を重視するなら大型空冷クーラー、冷却性能を最優先するなら簡易水冷クーラーを選びましょう。

ケースはエアフローに優れたスタンダードタイプを選べば、温度管理も問題なく行えます。

パソコン おすすめモデル4選

パソコンショップSEVEN ZEFT Z54Y

パソコンショップSEVEN ZEFT Z54Y
【ZEFT Z54Y スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265K 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5050 (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z54Y

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55XG

パソコンショップSEVEN ZEFT Z55XG
【ZEFT Z55XG スペック】
CPUIntel Core Ultra7 265F 20コア/20スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.40GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースAntec P20C ブラック
マザーボードintel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi
電源ユニット750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55XG

パソコンショップSEVEN ZEFT R62Y

パソコンショップSEVEN ZEFT R62Y
【ZEFT R62Y スペック】
CPUAMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードRadeon RX 9070XT (VRAM:16GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースThermaltake S100 TG
CPUクーラー空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400
マザーボードAMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0
電源ユニット850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
OSMicrosoft Windows 11 Home
パソコンショップSEVEN ZEFT R62Y

パソコンショップSEVEN ZEFT R56DZ

パソコンショップSEVEN ZEFT R56DZ

力と美を兼ね備えた、ユーティリティフォーカスの新時代ゲーミングPC!
最新ゲームも快適プレイ!バランス良好な32GB RAMと迅速な1TB SSDが駆動力
Corsairの流麗なデザイン、そのクリアサイドが放つ美しさが、部屋を彩るマシン
Ryzen 9 7900X搭載、シームレスなマルチタスクを実現するパワーハウス

【ZEFT R56DZ スペック】
CPUAMD Ryzen9 7900X 12コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース)
グラフィックボードGeForce RTX4060Ti (VRAM:8GB)
メモリ32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製)
ストレージSSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製)
ケースDeepCool CH510 ホワイト
CPUクーラー水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black
マザーボードAMD B650 チップセット ASUS製 TUF GAMING B650-PLUS WIFI
電源ユニット650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製)
無線LANWi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b)
BlueToothBlueTooth 5
光学式ドライブDVDスーパーマルチドライブ (外付け)
OSMicrosoft Windows 11 Pro
パソコンショップSEVEN ZEFT R56DZ

コストパフォーマンス重視の構成

予算を抑えつつも4K編集に対応できる構成として、CPUはCore Ultra 5 235またはRyzen 5 9600、グラフィックボードはGeForce RTX5070またはRadeon RX 9070、メモリは32GB DDR5-5600、ストレージはシステム用に500GB PCIe Gen.4 SSD、プロジェクト用に1TB PCIe Gen.4 SSDという構成が考えられます。

この構成でも、基本的な4K編集は充分に可能です。

ただし、複雑なプロジェクトや長時間の素材を扱う場合には、レンダリング時間が標準構成より長くなったり、プレビュー生成に時間がかかったりする可能性があります。

それでも、エントリーレベルの4K編集環境としては充分な性能を持っており、趣味で動画制作を始める方には適した選択肢でしょう。

将来的にグラフィックボードやメモリをアップグレードする前提で、まずはこの構成から始めるというのも賢い戦略。

特にグラフィックボードは、数年後により高性能なモデルが登場した際に交換すれば、大幅な性能向上が期待できます。


ハイエンド構成

プロフェッショナルな映像制作を行う方や、8K素材のダウンコンバート編集も視野に入れている方には、CPUはCore Ultra 9 285KまたはRyzen 9 9950X3D、グラフィックボードはGeForce RTX5080またはRTX5090、メモリは64GB DDR5-5600、ストレージはシステム用に2TB PCIe Gen.4 SSD、プロジェクト用に4TB PCIe Gen.4 SSDという構成を推奨します。

この構成であれば、どんな複雑なプロジェクトでも快適に編集できますし、複数の4Kタイムラインを同時に開いて作業することも可能。

レンダリング時間も大幅に短縮され、クライアントワークで納期が厳しい場合でも余裕を持って対応できるでしょう。

ただし、この構成は非常に高額になるため、本当に必要かどうかを慎重に検討する必要があります。

多くのクリエイターにとっては、標準構成で充分な性能が得られるはずですし、浮いた予算をモニターや音響機器、照明機材などに回した方が、トータルでの制作環境の向上につながるかもしれません。

構成タイプ CPU GPU メモリ ストレージ 想定予算帯
コスパ重視 Core Ultra 5 235 / Ryzen 5 9600 RTX5070 / RX 9070 32GB 500GB + 1TB 20万円前後
標準構成 Core Ultra 7 265K / Ryzen 7 9800X3D RTX5070Ti / RX 9070XT 32GB 1TB + 2TB 30万円前後
ハイエンド Core Ultra 9 285K / Ryzen 9 9950X3D RTX5080 / RTX5090 64GB 2TB + 4TB 50万円以上

モニターと周辺機器の重要性

モニターと周辺機器の重要性

カラーグレーディング用モニターの選び方

DaVinci Resolveで本格的なカラーグレーディングを行うなら、色再現性の高いモニターが不可欠です。

sRGBカバー率99%以上、できればAdobe RGBやDCI-P3にも対応したモニターを選びましょう。

解像度は4K(3840×2160)が理想的で、編集素材をピクセル等倍で確認できるため、細部の調整がしやすくなります。

IPSパネルまたはOLEDパネルのモニターは、視野角が広く色の変化が少ないため、カラーグレーディング作業に適しています。

TNパネルは応答速度が速いものの、色再現性と視野角の面で劣るため、映像編集用途には向きません。

モニターのキャリブレーションも重要なポイント。

定期的にキャリブレーションツールを使用して色調整を行わないと、正確な色判断ができなくなってしまいますよね。

X-RiteやDatacolorのキャリブレーターを用意しておくと、常に正確な色で作業できる環境が維持できます。

入力デバイスとオーディオ環境

DaVinci Resolveの操作効率を上げるには、専用のコントロールパネルやジョグシャトルの導入も検討する価値があります。

Blackmagic Designの純正コントロールパネルは高価ですが、カラーグレーディングの作業効率が劇的に向上するため、本格的に取り組む方には投資する価値があるでしょう。

マウスとキーボードも、長時間の作業を考えると疲労の少ないものを選びたいところ。

特にマウスは、精密な操作が求められるため、DPI調整機能があり、手にフィットするモデルを選ぶことが大切です。

オーディオ環境については、正確な音の確認ができるモニタースピーカーまたはモニターヘッドフォンが必要。

映像のクオリティだけでなく、音声のクオリティも作品の完成度を大きく左右するため、ここを疎かにするのは避けたいですよね。

電源ユニットの選び方

電源ユニットの選び方

必要な電源容量の計算

映像編集用PCは、高性能なグラフィックボードとCPUを搭載するため、電源容量にも余裕を持たせる必要があります。

GeForce RTX5070Tiを搭載する場合、推奨電源容量は750W以上、RTX5080やRTX5090を搭載する場合は850W以上が必要になります。

電源ユニットは、80 PLUS Gold以上の認証を取得したモデルを選びましょう。

変換効率が高いため、電気代の節約にもなりますし、発熱も抑えられます。

80 PLUS Platinumや80 PLUS Titaniumは、さらに効率が高いものの、価格も上がるため、コストパフォーマンスを考えるとGold認証で充分。

電源容量は、システム全体の消費電力の1.5倍程度を目安にすると安心です。

例えば、システム全体で500W消費する構成なら、750Wの電源ユニットを選べば余裕を持って運用できます。

電源容量が不足すると、高負荷時にシステムが不安定になったり、最悪の場合シャットダウンしたりするため、ここはケチらない方が賢明でしょう。

信頼性の高い電源メーカー

電源ユニットは、PCの心臓部ともいえる重要なパーツです。

Corsair、Seasonic、EVGA、Thermaltakeといった信頼性の高いメーカーの製品を選べば、長期間安定して使用できます。

特にSeasonicは、電源ユニット専業メーカーとして高い評価を得ており、他社製品のOEM供給も行っているほど。

安価な電源ユニットは、変換効率が低かったり、保護回路が不充分だったりするため、高価なパーツを守るという意味でも、信頼性の高いメーカーの製品を選ぶことが重要です。

電源ユニットの故障は、他のパーツを巻き込んで破損させる可能性もあるため、ここは妥協しない方がいいでしょう。

DaVinci Resolve Studio版の導入を検討すべきか

DaVinci Resolve Studio版の導入を検討すべきか

無料版とStudio版の違い

DaVinci Resolveには、無料版とStudio版(有料版)があります。

無料版でも基本的な4K編集は可能ですが、Studio版にはいくつかの重要な機能が追加されています。

特に、NVIDIAのGPUアクセラレーションが最適化されており、レンダリング速度が向上するのは大きなメリット。

Studio版では、ノイズリダクションやレンズフレア除去といった高度なエフェクトが使用でき、120fps以上のハイフレームレート素材の編集にも対応しています。

また、複数のGPUを使用したマルチGPU処理も可能になるため、ハイエンド構成を組む場合にはStudio版の導入を検討する価値があるでしょう。

価格は買い切りで約4万円程度。

サブスクリプションではないため、一度購入すれば永続的に使用できるのも魅力です。

プロフェッショナルな映像制作を行うなら、Studio版の機能は必須といえますが、趣味で動画制作を楽しむ程度なら無料版でも充分な機能が揃っています。

無料版で始めて後からアップグレード

DaVinci Resolveを初めて使う方は、まず無料版で操作に慣れてから、必要性を感じたらStudio版にアップグレードするという方法もあります。

無料版で作成したプロジェクトは、Studio版でもそのまま開けるため、移行時のトラブルもありません。

私自身も、最初は無料版で編集を始めて、クライアントワークが増えてきた段階でStudio版を購入しました。

無料版でも充分に高機能ですが、Studio版の最適化されたGPUアクセラレーションは、作業効率を明らかに向上させてくれます。

レンダリング時間が短縮されることで、試行錯誤の回数を増やせるため、結果的に作品のクオリティも上がったと感じています。

実際の運用で気をつけるべきポイント

実際の運用で気をつけるべきポイント

プロジェクト設定の最適化

DaVinci Resolveで4K編集を行う際、プロジェクト設定を適切に行うことが重要です。

タイムライン解像度を4Kに設定するのは当然ですが、プレビュー品質を調整することで、編集中の動作を軽くできます。

フルクオリティでプレビューする必要がない場合は、ハーフレゾリューションやクォーターレゾリューションに設定すれば、リアルタイムプレビューがスムーズになります。

キャッシュの設定も見落としがちなポイント。

スマートキャッシュを有効にしておけば、頻繁に再生する部分が自動的にキャッシュされ、プレビューが高速化されます。

ただし、キャッシュファイルは容量が大きくなるため、充分なストレージ容量を確保しておく必要があります。

カラーマネジメントの設定も、最終的な出力品質に影響します。

Rec.709やDCI-P3といった色空間を適切に設定しないと、意図した色が再現されないことがあるため、プロジェクト開始時に必ず確認しましょう。

レンダリング設定の最適化

レンダリング時の設定も、出力品質と処理時間のバランスを考える必要があります。

H.264コーデックは互換性が高く、ファイルサイズも小さいため、YouTubeやSNSへのアップロード用途には最適。

ただし、エンコード時間はH.265よりも長くなる傾向があります。

H.265(HEVC)は、H.264と比較してファイルサイズを約半分に圧縮できますが、エンコードに時間がかかります。

また、再生環境によっては対応していない場合もあるため、用途に応じて使い分けることが大切です。

ビットレートの設定は、画質と容量のトレードオフになります。

4K動画の場合、YouTubeの推奨ビットレートは35〜45Mbps程度ですが、細部の描写を重視するなら60Mbps以上に設定するのも効果的です。

ただし、ファイルサイズが大きくなるため、アップロード時間やストレージ容量を考慮する必要があります。

将来のアップグレード計画

将来のアップグレード計画

どのパーツから交換すべきか

映像編集用PCを長く使い続けるには、適切なタイミングでのアップグレードが重要です。

最も効果的なアップグレードは、グラフィックボードの交換。

数年後により高性能なモデルが登場した際に交換すれば、大幅な性能向上が期待できます。

メモリの増設も、比較的簡単で効果が高いアップグレード。

32GBで始めた場合、プロジェクトの規模が大きくなってきたら64GBに増設すれば、快適性が向上します。

メモリスロットに空きがあれば、既存のメモリを活かしながら増設できるため、コストも抑えられます。

ストレージの追加も、必要に応じて行いましょう。

プロジェクトが増えてくると、どうしても容量が不足してきます。

SSDの価格は年々下がっているため、必要になったタイミングで追加購入するのが賢明です。

CPUとマザーボードの交換タイミング

CPUとマザーボードの交換は、大規模なアップグレードになります。

ソケットが変更されることも多いため、CPUだけでなくマザーボードも同時に交換する必要があり、場合によってはメモリも交換が必要になることも。

一般的に、CPUは3〜5年程度使用できるため、頻繁に交換する必要はありません。

グラフィックボードやメモリのアップグレードで対応できる間は、CPUはそのまま使い続けるのが経済的でしょう。

ただし、新しいアーキテクチャのCPUが登場し、性能が大幅に向上した場合や、現在のCPUがボトルネックになっていると感じた場合は、交換を検討する価値があります。

その際は、マザーボードとメモリも含めた総合的なアップグレードとして計画を立てましょう。

よくある質問

よくある質問

DaVinci Resolveで4K編集するのに最低限必要なグラフィックボードは何ですか

最低限必要なのはVRAM 12GB以上のグラフィックボードです。

GeForce RTX5070またはRadeon RX 9070が実用的な最低ラインといえます。

これより下のモデルでも編集自体は可能ですが、カラーグレーディングや複雑なエフェクトを使用する際に動作が重くなる可能性が高いため、快適な編集環境を求めるならRTX5070以上を選んだ方がいいでしょう。

メモリは32GBと64GBどちらを選ぶべきですか

基本的な4K編集なら32GBで充分ですが、複数のプロジェクトを同時に開いたり、After Effectsなど他のアプリケーションと連携したりする場合は64GBを推奨します。

予算に余裕があるなら最初から64GBにしておけば、将来的な拡張性も確保できて安心です。

32GBで始めて後から増設するという方法もありますが、デュアルチャネル構成を維持するためには同じ規格のメモリを追加する必要があるため、最初から64GBにしておく方が手間がかかりません。

BTOパソコンと自作PCどちらがおすすめですか

PC組み立ての経験がない方や、トラブル時のサポートを重視する方にはBTOパソコンをおすすめします。

保証も充実しており、初期不良や故障時にも安心です。

一方、パーツ選びにこだわりたい方や、予算配分を細かく調整したい方には自作PCが向いています。

どちらを選んでも、適切なパーツ構成であれば快適な4K編集環境が手に入るため、自分のスキルレベルと予算に合わせて選択しましょう。

IntelとAMDどちらのCPUを選ぶべきですか

DaVinci Resolveの4K編集においては、IntelのCore Ultra 7 265KとAMDのRyzen 7 9800X3Dのどちらを選んでも大きな差はありません。

Core Ultra 7 265Kは発熱が抑えられており静音性に優れ、Ryzen 7 9800X3Dはマルチスレッド性能とエンコード速度に優れています。

予算や好みで選んで問題ありませんが、レンダリング時間を重視するならRyzen 7 9800X3D、静音性を重視するならCore Ultra 7 265Kという選び方もできます。

ストレージはGen.5 SSDとGen.4 SSDどちらを選ぶべきですか

コストパフォーマンスを考えるとGen.4 SSDで充分です。

Gen.5 SSDは確かに高速ですが、発熱が非常に高く大型ヒートシンクやアクティブ冷却が必要になります。

4K編集においてGen.4とGen.5の体感速度の差はほとんどなく、価格差を考えるとGen.4の方が賢明な選択といえます。

浮いた予算をメモリやグラフィックボードに回した方が、トータルでの性能向上につながるでしょう。

DaVinci Resolve Studio版は必要ですか

プロフェッショナルな映像制作を行う方や、クライアントワークで高度な機能が必要な方にはStudio版をおすすめします。

GPUアクセラレーションの最適化によりレンダリング速度が向上しますし、高度なエフェクトやマルチGPU対応など、無料版にはない機能が使えます。

ただし、趣味で動画制作を楽しむ程度なら無料版でも充分な機能が揃っているため、まずは無料版で始めて必要性を感じたらStudio版にアップグレードするという方法もあります。

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